株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2022年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(3,912名)を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(11月)」の結果を発表しました。


 
《TOPICS》

  • 「WEBのみ(対面なし)」のインターンシップに参加した学生は約7割【図1】
  •  対面形式のインターンシップを望む学生は46.8%。WEB形式のインターンシップを上回る結果に【図2、3】
  •  WEBインターンシップで満足が高くなるポイントは「双方向のコミュニケーション機会があること」、対面式インターンシップのポイントは「対面形式だからこそできる内容であること」【図4】
  • 現在の状況について、「就職活動の方向性(志望業種や企業、職種、大事にしたい価値観など)が固まった」と回答した学生は38.5%【図5】


<調査概要>
2022年卒業予定の大学生・大学院生に11月に参加したインターンシップの開催形式を聞いたところ、「WEBのみ(対面なし)」は69.9%、「対面のみ(WEBなし)」は21.9%、同プログラム内で「対面とWEB」の両方があったのは20.9%だった。引き続き、多くの学生がWEBによるインターンシップに参加しているようだ。【図1】



【図1】今月インターンシップに参加した学生が参加した開催形式(複数回答)


インターンシップの形式についてWEBと対面のどちらがよいか聞いたところ、「WEBがいい」「どちらかというとWEBがいい」と答えた学生は合計で29.9%だった。一方、「対面がいい」「どちらかというと対面がいい」と回答した学生は合わせて46.8%と、対面形式でのインターンシップを望む学生の方が多いことが分かる。地域別でも、対面形式を望む学生の割合が上回った。【図2、3】


【図2】希望するインターンシップの開催形式


【図3】希望するインターンシップの開催形式(地域別)


WEB形式のインターンシップで満足度が高かった学生からは、「学生側から質問できる環境があった」や、「企業の雰囲気がわかる工夫があった」という旨の意見が多く見られた。反対に対面形式のインターンシップでは、「人事以外の社員や会社の雰囲気が分かった」などの意見がある一方、「オンラインでも十分まかなえる内容だった」など、コロナ禍にあえて対面形式で実施されたにもかかわらず、内容が伴っていなかったという意見も見られた。WEB形式のインターンシップでは、学生側からも質問しやすい進め方の考案や、企業の雰囲気を発信するプログラム作りが重要になり、対面形式の場合は、「対面形式だからこその内容だった」という実感が持てるようなプログラムがポイントになるようだ。【図4】


【図4】インターンシップの満足度の理由


現在の就職活動の状況について聞いたところ、「就職活動の方向性(志望業種や企業、職種、大事にしたい価値観など)が固まった」と回答した学生は38.5%で、調査を開始した6月と比較するとおよそ2倍となった。企業へのエントリーに向けて準備が整った学生が増えてきていることが分かる。【図5】


【図5】現在の状況として当てはまるもの


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【調査概要】「マイナビ 2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(11月)」
○調査期間/2020年11月20日(金)~11月30日(月)
○調査方法/マイナビ2022の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2022年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生 ※調査時点
○有効回答数/3,912名(文系男子:676名、理系男子:1,768名、文系女子:637名、理系女子:831名)
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