株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2022年卒業予定の大学生・大学院生を対象とした「マイナビ 2022年卒大学生のライフスタイル調査 <withコロナ編> ~学生生活はwithコロナでどう変わったか ~」の結果を発表しました。本調査は今年で12回目となります。
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《TOPICS》
- 大学への登校日数(オンラインは除く)の平均は1週間あたり1.8日。前年の半分以下に【図1】
- 「楽しさ」を感じているものは、男女とも「YouTube 、動画鑑賞」の割合が大幅増。男子では「会って話す」を抜き1位に【図2】
- スマートフォンの1日の利用時間の平均は約3時間45分。前年に比べ約30分増加【図3】
- アルバイトによる1カ月の平均収入は3万3,559円で前年より15.0%減少【図4】
- 興味のある社会問題は「伝染病・感染症対策」が1位で前年の約5.5倍の大幅増【図5】
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【調査概要】
2022年卒業予定の大学生・大学院生が学校に週何日通っているか(オンラインは除く)を聞いたところ、全体平均は1.8日だった。前年の4.1日に比べると、その半分も通えていなかった。年次推移でみると、本設問の調査を開始した14年卒から前年21年卒までの全体平均(4.1日~4.4日)より大幅に下がっており、新型コロナウイルス感染拡大防止のための大学内の立ち入り禁止やオンライン授業への移行が影響したようだ。特に関東の文系学生は「0.6日」で1日にも満たなかった。【図1】
【図1】学校に週何日通っているか・平均(単位:日)※オンライン授業は除く
今「楽しさ」を感じているものは何かを聞いたところ、男子は「YouTube 、動画鑑賞」という回答が44.8%(前年比 6.9pt増)で最も多く、前年トップの「会って話す」を抜いて1位となった。女子は「会って話す」が53.8%(前年比2.8pt増)で最も多く、次いで「YouTube、動画鑑賞」が50.7%(前年比12.5pt増)となった。コロナ禍でのステイホームで友達と直接会う機会が減り、「YouTube、動画鑑賞」など家で過ごす「楽しさ」を見出す学生が増えたと考えられる。【図2】
【図2】今何に「楽しさ」を感じているか (複数回答)
スマートフォンを1日平均何分使っているか聞いたところ、全体の平均は225.7分(3時間45分42秒)で前年より26.9分増加した。男女別にみると、男子は平均213.7分(3時間33分42秒、前年比21.6分増)、女子は平均231.1分(3時間51分6秒、前年比29.0分増)だった。【図3】
【図3】スマートフォンを1日平均何分使っているか・平均(単位:分)
アルバイトによる1カ月の平均収入について、全体の平均は3万3,559円(前年比5,914円減)で15.0%減少した。コロナ禍が学生のアルバイト収入にも影響していることがうかがえる。文系学生の平均は3万6,699円(前年比6,164円減)、理系学生は2万8,147円(前年比5,148円減)だった。【図4】
【図4】アルバイトの1カ月平均収入(単位:円)
現在、興味のある社会問題については、「伝染病・感染症対策(※)」と回答した割合は前年から5.5倍増加し52.1%(前年比42.6pt増)。本設問の調査を開始した16年卒の23.8%から20年卒まで年々割合が下がっていたが、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて急増した。2位は「少子化・働く女性支援」、3位は「地球温暖化」という結果となった。【図5】
※ 前年までは「伝染病対策」
【図5】興味のある社会問題 (複数回答)
全体の割合の推移・22年卒の1位~3位
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【調査概要】「マイナビ 2022年卒大学生のライフスタイル調査 <withコロナ編>~学生生活はwithコロナでどう変わったか ~」
○調査期間/2020年11月26日(木)~2020年12月23日(水)
○調査方法/2020年11月30日時点のマイナビ2022会員の大学生・大学院生にWEB DMを配信。
2020年11月26日に過去のアンケート回答者にWEB DMを配信。
○有効回答数/3,938名(文系男子:621名、理系男子:594名、文系女子:1,871名、理系女子 852名)
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