株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、全国の15~69歳の男女(中学生を除く)(有効回答数:スクリーニング調査14,940名、本調査1,533名)を対象に実施した「非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(11-12月)」の結果を発表しました。

※非正規雇用:アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託

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【TOPICS】

◆21年11-12月にアルバイトを探した割合は13.7%。[軽作業][飲食・フード]を探した人は、前月比から増加したが前年同月比では減少【図1、2】

◆現在[飲食・フード]で働く6割弱の人は、今後他の職種を希望している結果に【図3】

◆育児・介護休の取得について、「雇い止めなどを気にして言い出しにくい」【図4、5】

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【調査概要】

21年11-12月にアルバイトを探した人は13.7%(21年9-10月比:-0.6pt、20年11-12月比:+2.0pt)となった。【図1】

最も探されたアルバイトの職種は、[販売・接客・サービス]で31.5%、次いで[オフィスワーク]31.2%、[軽作業]22.4%となった。21年9-10月と比較すると増加した職種は、[販売・接客・サービス]、[軽作業]、[飲食・フード]、20年11-12月比では[販売・接客・サービス][オフィスワーク][工場・倉庫・建築・土木][警備・清掃・ビル管理][医療・介護・福祉]となった。

11-12月は飲食店が年末の繁忙期であることや、10月の最低賃金改定、通常営業の再開も重なり[飲食・フード]の21年9-10月比の増加に繋がったと考えられる。【図2】

 

【図12111-12月にアルバイトの仕事を探した人の割合(n=14,940

 

 

【図2】アルバイトの仕事で探した上位10職種の推移(n=1,319

 

今後希望しているアルバイトの職種を、現在働いている職種別でみると、[オフィスワーク][エンジニア・サポート・保守][医療・介護・福祉][教育][軽作業]で5割以上が、現在と同一の職種を希望している。

一方で、現在[飲食・フード]で働いている人の59.2%は、現在と異なる職種を希望しており、特に希望が高いのは[販売・接客・サービス]で20.5%、次いで[軽作業]が9.8%となった。【図3】

 

【図3】<現在の職種別> 今後希望しているアルバイトの職種(n1,409)

 

2022年4月に育児・介護休業法が改正されることで、育休、介護休業が取得しやすくなると思うか聞いたところ、「取得しやすくなると思う」(「取得しやすくなると思う」+「どちらかといえば取得しやすくなると思う」の合計)は3割弱にとどまった。性・年代別では、女性10-19歳で37.6%が最も高く、最も低いのは男性60-69歳で20.0%となった。【図4】

 

【図4】育児・介護休業法改正により、育休・介護休業は取得しやすくなると思うか

回答ベース:2111-12月に非正規雇用のお仕事を探した1,533

 

法改正以降、育休・介護休が取得し難くなると思う理由をみると、「非正規雇用なので、自分からは言い出しにくい。もしかしたら、そのまま退職をうながされそうなので」という回答もあった。一方では「引き続き雇用された期間1年以上の条件が撤廃されるから、取得しやすくなると思う」など改正に期待する声もあがった。【図5】

 

【図5】育児・介護休業法の改正以降に、各休業が取得しやすくなる/取得し難くなると思う理由(自由回答)

 

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【調査概要】「非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(11-12月)」

○調査期間/2022年1月5日(水)~1月11日(火)

○調査方法/インターネット調査

○調査対象/スクリーニング調査:全国の15~69歳の男女(中学生を除く)

本調査:全国の15~69歳の男女(中学生を除く)のうち、11-12月に非正規雇用の仕事探しをした人

○有効回答数/スクリーニング調査:14,940名 本調査:1,533名

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