『学生が選ぶインターンシップアワード』実行委員会は、学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシップを表彰する『第5回学生が選ぶインターンシップアワード』を開催しました。(後援:経済産業省、厚生労働省、内閣府、文部科学省、日本経済新聞社、マイナビ)
このたび、学生アンケートや学生選考会、選考委員会などの審査を経て、優秀賞、地方創生賞および入賞法人が決定しました。なお、優秀賞4法人の中から「大賞」「文部科学大臣賞」を選び、5月17日(火)に開催する「インターンシップカンファレンス」で発表します。
<優秀賞受賞法人>※50音順
大東文化大学(埼玉県)
「大東文化大学インターンシッププロジェクト」
就業体験を中心とした5日間の単位認定インターンシッププログラムで、商社、製造、IT、小売など29社と合同で実施。大学側が受け入れ企業向けのセミナーを開催したり、実習プログラムを事前に確認したりするなど、学生が平等に質の高い就業体験を受けられるように工夫されている。加えて、事前・事後学習プログラムの充実、現場体験比率を6割以上に設定、学生からの希望を聞いた上で配属を決定するなど、教育効果の高いプログラムを構築するための丁寧な工夫が随所にみられる好例として高く評価された。
ボッシュ株式会社(東京都)
「オンライングローバルインターンシップ2021」
国内理系学生対象に3人1チームとなり、実際に社員が行っている業務を経験してもらう実務体験型グローバルインターンシップ。新型コロナウイルスの影響で海外に渡航できない中、宿泊施設からオンラインでボッシュベトナム法人とタスクを進め、横浜研究所にて実証テストを行い、最終日には成果発表プレゼンテーションを実施。本プログラム終了後も、フォローアップイベントや過去のインターンシップ参加社員との座談会を実施するなど、学生のキャリア構築に有益な事後の学習機会を提供し、熱意あるプログラムとして参加学生からも極めて高い評価を得た。
三菱ふそうトラック・バス株式会社(神奈川県)
「三菱ふそうグローバル・キャリア・インターンシップ」
約60ヵ国・地域出身の従業員と幅広い部門(購買、開発・生産、品質管理、国内・海外販売、カスタマーサービス、財務、人事、広報など)で実務体験およびグローバルな働き方を経験できるプログラム。インターンシップ期間は最長1年間で、パートタイムやフルタイムなど学生の希望に応じて参加方法を選択できる。またフィードバックも緻密に実施されており、主体性、ビジネスセンス、コミュニケーションなど20に渡る項目を5段階評価で評価。学生の達成感や自己成長を感じてもらうための工夫がみられる真摯なプログラムとして高く評価された。
株式会社ミルボン(東京都)
「業界No.1企業独自の経営戦略×営業ノウハウを学び実践できるインターン」
「~知る~実践する~創造する~」をテーマに行う3日間のメインインターンシップと、アフターフォローの「After Meeting(面談でのフィードバック)」、「More Follow(若手社員との座談会)」で構成されるオンラインプログラム。学生の成長を優先に構築されたプログラムとなっており、働く上で大切にしてほしいことや、営業や未来志向戦略立案のノウハウを学び実践できる。インターンシップ担当社員だけではなく、様々な社員が協力し学生の声を徹底的に聴くというスタンスと共に、アドバイスやフィードバックを行う情熱あふれる内容が評価された。
<地方創生賞>
滋賀県・株式会社いろあわせ(滋賀県)
「しがプロインターン(Summer/Winter)」
自分自身のやりたいことや業界・企業選択など学生の「わからない」という声をもとに設計されたインターンシップ。学生はインターンシップ先企業を選ぶのではなく、5つの分野から「プロジェクトテーマ」と滋賀県内を6つのエリアに分けた「参加可能エリア」を選択。同県のインターンシップ運営事務局が企業と学生のマッチングを行い、学生にインターンシップ先を提示することで「偶然の出会い」を楽しんでもらうというユニークな仕組みを取り入れている。学生の視野を広げるといった教育効果の高さと共に、地方創生賞の設立趣旨である「その土地で生きていく」ことを学生自身が印象強く体験できるインターンシップの模範プログラムとして評価された。
<入賞>※50音順
株式会社カタヤマ(埼玉県)
静岡県立大学(静岡県)
徳島大学(徳島県)
株式会社星野リゾート・マネジメント(東京都)
株式会社麦の穂・椙山女学園大学(大阪府・愛知県)
【学生が選ぶインターンシップアワードとは】
学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシッププログラムを表彰するアワードです。学生の職業観の涵養を促進する効果的なインターンシッププログラムを周知することで、プログラムの質的向上、及び実施企業数の増加を実現し、学生と企業のより精度の高いマッチングを目指します。また結果として、「学生がインターンシップに参加する目的に合致し、1年次から卒業前までの在学中に自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験をより積極的に行う環境」の構築を目指しています。今回の開催より新たに「地方創生賞」を創設し、地方公共団体の皆様からのご応募も受け付けました。教育効果が高く、地方創生にも寄与するインターンシッププログラムを表彰し、より多彩なインターンシッププログラムを発信してまいります。
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《主催》
『学生が選ぶインターンシップアワード』実行委員会
《後援》
経済産業省、厚生労働省、内閣府、文部科学省、日本経済新聞社、マイナビ(順不同)
《選考フロー》
企業・大学・団体から応募されたインターンシップについて、参加学生のアンケート調査などをもとに
学生選考会による審査、有識者部会による審査を経て受賞法人を決定
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第5回『学生が選ぶインターンシップアワード』の詳細は下記からもご覧いただけます。
また、「大賞」「文部科学大臣賞」を発表する5月17日(火)開催の「インターンシップカンファレンス」の視聴予約も受付中です。
<https://internship-award.jp/>
<お問い合わせ先>
「学生が選ぶインターンシップアワード」運営事務局
MAIL:job-internship-award@mynavi.jp URL:https://internship-award.jp/
TEL:03-6267-4570(受付時間:平日10:00 – 17:00)