株式会社マイナビ(本社:本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する、ティーンのマーケティングやリサーチを行う『マイナビティーンズラボ』(URL:https://teenslab.mynavi.jp/)は、「2023年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング」を発表しました。

本ランキングは、2023年上半期に流行した「ヒト・コト・モノ・コトバ」の4ジャンルについて、13〜19歳の女性696名にアンケート回答を集計したものです。

【ランキング概要】

2023年上半期のトレンドランキングは、引き続き「TikTok」と「韓国」が10代女子に多大な影響を与えていることがわかる結果となった。ただ、TikTokで得た情報に対する解像度はあまり高くなく、「この曲はみんな知ってるし歌えるけど、曲名は分からない」と回答する子も多く、TikTokには正確な情報より、「なんかいい」「かっこいい」と思える、感情的に有益な情報を求めているのかもしれない。

さらに、マスクを外して生活する場面が増えたためか、コスメに対する関心が高まっており、今回は様々なコスメブランドの名前が挙がった。

 

【「【2023年上半期】10代女子が選ぶトレンドランキング」各ジャンルトップ10】

【ヒト編(TOP3)】

1位:新しい学校のリーダーズ(25.1%)

パワフルなダンスとキャッチーな音楽、個性的なキャラクターが持ち味の4人組ダンスヴォーカルユニット。TikTokで流行った「オトナブルー」をきっかけに彼女達を知り、歌とダンスなどのパフォーマンスに感銘を受けた10代女子は多く、圧倒的な支持を得ている。今年の8月には日本屈指のロックフェスへの参加を予定しているなど、勢いが止まらない。
2位:TAKUTO (トヨナガタクト)(23.4%)

2023年2月からABEMAで放送開始したグローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET(通称ボイプラ)」の参加者。オーディションでは惜しくも脱落してしまったが、個性的な自己紹介が話題になり、知名度が一気に上昇した。「同年代なのに可愛いくて応援したくなる!」と、10代女子の間で人気を博している。

3位:高橋文哉(18.4%)

2022 年から引き続きランクイン。2022 年の 10 月から彼が所属し期間限定で活動していたボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」の活動などにより 2023 年も人気を博している。テレビドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」やアクセサリーブランドのプロデュース、声優 などマルチに活躍中。7月7日公開の映画「交換ウソ日記」では主演を務める。

 

【モノ編(TOP3)】

1位:10円パン(34.3%)

元は韓国で売られていた「10ウォンパン」が原型のスイーツ。チーズのしょっぱさと、ベビーカステラのような甘い生地が特徴で、「大きな10円硬貨の形が可愛い」と10代女子を中心に人気が高まっている。2022年の終わりごろから流行し始めたが、販売している店舗数は少なく購入できる場所が限られる。東京でもいまだに行列が絶えず、地方で新店舗がオープンすると、長蛇の列ができるほど。

2位:おぱんちゅうさぎ(23.7%)

絵柄がゆるくてかわいいと人気のキャラクター。ゆるくてかわいいキャラクターと、シュールで少しかわいそうな哀愁漂う姿が人気となり、「応援したくなる魅力がある!」と彼女達から支持を受けている。

3位:束感まつげ(21.3%)

まつ毛に束感を出し、韓国アイドルのような目元を作るメイク方法。マスカラをつけた後にピンセットで束感を作る方法や、つけまつげを少しずつカットして束感が出るようにする方法など、様々な方法で束感まつげを作っている。

 

【コト編(TOP3)】

1位:なのに、千輝くんが甘すぎる。(28.6%)

大人気漫画の実写映画版。高橋恭平(なにわ男子)と畑芽育のW主演が話題を呼び、人気が急上昇。片思いのふりをして過ごすが、相手を好きになってはいけない“片思いごっこ”という甘酸っぱい設定が、10代女子の心を掴んでいるようだ。
2位わたしの幸せな結婚(26.1%)

Web小説投稿サイト「小説家になろう」発の和風ファンタジー×嫁入り物語。小説・漫画化に続いて、2023年3月には映画化が実現した。主人公を映画単独初主演となる目黒蓮(Snow Man)、ヒロインを今田美桜が熱演したことも話題になり、映画が公開されると7日間で観客動員数75万人、興行収入10億円を突破し大ヒットとなった。
3位「オトナブルー」新しい学校のリーダーズ(20.7%)

<ヒト篇>で1位にランクインした「新しい学校のリーダーズ」の楽曲。TikTokをきっかけに流行し、独特な首振りダンスとレトロな音楽がクセになると人気を博した楽曲。MVはYouTubeで2100万回再生を突破し、さらに2023年4月に公開されたYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」出演の動画では2500万回再生を記録した。(2023年6月時点)

 

【コトバ編(TOP3)】

1位:蛙化、蛙化現象48%

ずっと片思いしていた男性が振り向いてくれて、両想いになった途端に相手への気持ちが冷めてしまう現象のこと。言葉自体は以前からあったが、インフルエンサーの投稿をきっかけにTikTokで度々話題に出るようになり、10代女子の会話の中でも登場するワードとなった。

2位:トヨナガタクト、トヨナガタクト(32%)

<ヒト篇>3位にランクインしたTAKUTO (トヨナガタクト)がオーディション番組に出演した際に自己紹介で用いたフレーズ。本人のことは知らなくても、TikTokやYouTubeでこのフレーズは聞いたことがある、という10代女子もいるほど。

3位:かわちい(31%)

TikTokのファッションコーデ紹介動画で流行したフレーズ。動画は、「今日は○○へ行くので…」というセリフから始まり、コーデを一通り紹介した後に「かわちい」と囁くように言うのがお決まりの流れ。様々なインフルエンサーが同様の動画を投稿しているが、特に小さな男の子が一生懸命にコーデを紹介している動画が可愛いと、10代女子から人気になり、普段の会話やSNSでのやりとりでも頻繁に使われるようになった。

 

※ トップ10をはじめ、ランキングの詳細はサイトで公開中!

https://teenslab.mynavi.jp/column/2023kamihankitrend/

 

<マイナビティーンズラボ「2023年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング」概要>

調査方法: 『マイナビティーンズ』メンバー134名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が4つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施

回答数 : 13〜19歳の女性696名 【複数選択式】

調査期間: 2023年4月13日(木)~2023年5月8日(月)

 

▼『マイナビティーンズラボ』とは?

「マイナビティーンズラボ」は、ティーン向けプロモーション事例やティーンの最新トレンド、約7400人のJKメンバーで自主調査したリサーチデータなど、ティーンのプロモーションをお考えの皆様に役立つ情報発信を行う10代マーケティングの総合情報サイトです。(URL:https://teenslab.mynavi.jp/

なお、10代女子へのトレンド調査・ランキング発表は2015年から行っており、今年で9年目です。

 

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