株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)において、雇用やキャリアについて研究を行う『マイナビキャリアリサーチラボ』(https://career-research.mynavi.jp/)は、2040年の労働市場の推計と、新たな働き方についての提言をまとめたレポート「つむぐ、キャリア。」を2023年11月29日(水)に発表しました。
【レポート発表の背景】
世界的に労働環境の変化が起きる中、個人のキャリアの在り方も変化しています。マイナビでは、これまで蓄積してきた雇用や労働に関するさまざまな調査データやレポートを通して、個人のキャリアを考えるうえで役立つ情報を提供してきました。今回は今までの労働市場や情報を整理し、近未来の推計データを導き出し、変化の激しい時代にビジネスキャリアやライフキャリアをどう描き、歩んでいくべきかを考えるヒントを本レポートにまとめました。
【レポート概要】
2040年には労働力人口の減少に伴い、労働力が980万人不足する見込みです。主な不足産業としては「医療・福祉」(420万人不足)、「宿泊・飲食サービス業」(274万人)、「建設業」(104万人)が顕著になります。一方、「金融・保険業」や「不動産業」では現状の就業者数よりも需要は低くなるなど、産業によっては過剰になる業界も存在。産業構造も変化する中、需要と供給が逆転する業界も出始め、キャリアチェンジを余儀なくされるケースが想定されます。
【レポート構成(3部構成/全51ページ)】
◆第1部:「働く」の環境変化
1章 数字が示す「働く」の未来
2章 企業のルールはいかにして変化してきたか
◆第2部:キャリア選択の多様化
1章 静かなる分岐とキャリア・クラスター(ビジネスキャリア)
2章 変化する家族システムと生活スタイル(ライフキャリア)
◆第3部:選びながら、紡いでいくキャリア
選択の多さと1度きりの人生
選択からつむぐへ ~選択の総和はキャリアではない~
URL:https://career-research.mynavi.jp/report/20231129_58758/
【『マイナビキャリアリサーチラボ』について】
雇用や労働に関連する様々な調査データやレポートを通じて、雇用の在り方や個人のキャリアを考える研究機関です。新卒・中途・非正規など分野別の調査結果や、新たに分析した雇用関連のレポート・コラム、市場データといった情報の提供を行っています。「働く」の明日を考え、分析結果の公表を通じて一人でも多くの方々が自信を持って働ける社会を目指しています。
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