PROFILE
2013年にマイナビへ中途入社。2016年課長、2018年チーム長、2020年部長昇進を経て、2021年よりマーケティング統括部長。
大学時代から5年ほど、Web制作系ベンチャー企業の創業メンバーとして、Webサイトやアプリなどのデザイン、システム開発からディレクター業務などに携わりました。しかし、広告代理店や大手の制作会社からの下請け業務が全体タスクの8割ほどを占めており、目の前の案件をとにかく言われたとおりにこなす仕事にだんだん物足りなさを感じるようになりました。
これまで積み重ねてきた技術や経験を糧に、もっと上流工程から携わりたい、事業会社側に近いところでステップアップしたいと考え転職を決意しました。マイナビを選んだのは、1次面接で当時課長だった現事業部長に「Hさんのように幅広い経験で培ったバランスのいい人材が欲しい」と具体的な要望を伝えられ、その強い信念に「この人にならついていける」と感じたためです。実際、入社当時は私の業務内容に合致する部署はなかったのですが、1年後に編集企画課が新設され、ほどなくして課長に昇格。「ここを任せる」と言われた時は本当に嬉しかったですね。その後、課長からチーム長、部長、そして現在の統括部長へと昇進しました。
『マイナビバイト』『マイナビパート』等のデジタルマーケティング担当として、SEO対策や、CRO(CV最適化)の施策でA/Bテストを行い、サイトの改善やリニューアルなど遂行するグロースハック、CS領域、広告プロモーション領域などのマーケティングを通してユーザー就業体験価値と、その先の顧客体験価値を最大化することが私の使命です。
現在は、統括部長としてさらなる組織風土の改善を図っています。課長だったときは目の前の課題改善に向き合っていたのが、統括部長となり部下たちが課題改善ができるような環境作りが重要になりました。そのため、トップダウン式だった今までの組織体制を、私が理想としているボトムアップ式へ。徐々に部下から理解を得やすい組織体制が形成され始めているので、部長・課長それぞれが納得感ある目標設定をできるようになってきたのではないかと思います。
我々の今後の目標は、マイナビがユーザーのアルバイト探しの助けとなり、そしてアルバイトへの応募だけではなく、就業したその先の人生も一緒に伴走する存在となることです。アルバイトは、その後正社員になることもあるし、辞めて結婚することもあるし、違うアルバイトを探すこともある。それぞれが多様な道を歩む『マイナビバイト』のユーザーの人生に寄り添えるように、データによってユーザー理解を深めていきたいですね。
目指すのは、私のナビ“マイナビ”として、アルバイト探しに困っている、迷っている一人ひとりのユーザーをナビゲートすることです。そのために、自社内サービスの『マイナビ20××』や『マイナビウエディング』といった、他部署との連携の強化も目指していきたいです。マイナビの存在意義は、人と企業をつなぐこと。私の目標はそれを体現できるような、マイナビのマーケティングを司る人になることです。
※所属を含む掲載内容は取材当時のものです。